花のワークショップ
花を通して感覚が引きだされ、つくる喜びへと感動を与えます
「ワークショップ」という言葉を聞いたことがありませんか?
スキルを磨くHana花房のワークショップ 「花ものづくり」
ものづくりの現場で作品をつくりあげたり、美術展や展覧会でアーティストと一緒になにかを体験したりすることを「ワークショップ」といいます。Hana花房でも「花ものづくり」として様々なワークショップをおこなっております。
Hana花房のワークショップの本質は、知識の獲得だけが目的ではなく花と接することで自分の感性が引き出され、好奇心と創造力で自分が納得したものをつくり出していく喜びにあります。花をみて「キレイ!」と思うだけでなく、実際に触れて手に取り、1本1本、1輪1輪、色もスタイルも性質も違う花にリアリティをもって観察。同じ種類の花であっても同じでないことが生命を宿す花の不思議な魅力ですから、触れるごとに脳と心が活性化されていきます。
そして、”いける”、”つくる”を学びながら、完成品をイメージさせていくことは、無理なく自然と花に導かれていくように集中できるので自分と向き合うことができる濃密な時間にもなります。
花によって自分の感覚が引き出されていくような、そんな快感。
日常では得られない体感となりますので、この感覚を知るとますます花の持つ不思議な力に魅了されていくのです。
「フラワーアレンジ」では
実施される会場に花市場から仕入れた新鮮な花を数十種類、ガラスの器にいれて並べます。その中から自分がいけたい、使いたいと思う花を選んでいたただきます。花をガラスの器に飾ることには理由があります。その理由とは、透明なガラスの器に入れることでさらに花の美しさを映しだし、参加者さんに作品に対するイメージを膨らませていただきたい、ということと器から取り出す時の花の軟さをシビアに感じていただきたいからなのです。「こんなに細い茎、無理に力を加えたら折れてしまいそうな脆さ…。だけどこんなにも美しい花をつける」と植物を手にして最初に感じたこの感覚が、その後に展開される創作によいエネルギーを与えてくれるのです。
また「選ぶ」ということの引き算はデザインをおこす上ではとても大切であり、センスを磨くという研鑽の場にもなります。自分がいける分だけ、使う分だけを自然の恵みからいただく・・・。そんな心持ちがつくりあげていく作品にも投じられていき、自分にしか成し得ることができない唯一無二の作品となります。
花をいけるためには、幾つかのおさえるべき技法があります。Hana花房の高木が、参加者さんの目の前でそれらを実践することを主体としたレクチャーをおこない、疑似体験をしていただきます。そして創造力を最大限まで働かせて、自分がつくりたいと思う作品を思い描きながら花を選び、1本1本と向き合いながらつくりあげていきます。さまざまな視点で花を捉える、考える、いける、まとめる、つくる。そして自分の作品だけなく、他の方の作品を見て成果を共有することやお互いのよい部分を感じ合うことで一人では得られない気づきが成し得られます。みんなで学び、達成感を培うことができることがワークショップの醍醐味となります。
「いけばな」では
草月流いけばなの基本のスタイルをおこないます。『いつでも、どこでも、だれにでも』草月流のいけばなはとても柔軟性を持ったいけばなですので、初めておこなう方にもやさしく感じられるのが魅力です。枝の使い方、花を魅力的にみせるいけ方などから入り、長さの取り方や角度のつけ方をスピーディ且つていねいにレクチャーします。そして、その後はご自身で奮闘!ぎゅぎゅっと集中させて花と向き合うひととき、枝の扱いがなかなか上手くゆかないと思うことがあっても、作品ができる頃には真剣に向き合ったことが愛おしく、達成感とともに清々しい気持ちになれます。また花材や道具を多く必要としないのが、いけばなを続けることのメリットでもあります。持ち帰った後のいけ方までレクチャーいたしますので、リターンさせていく楽しみも存分に感じられます。
「いけばな」の継続的なワークショップについては、草月流のカリキュラムに沿っておこないます。継続的におこなうことの楽しさのひとつには”季節の枝や花と出会える”ということ、そして技術力を身につけていくことで応用させた作品を創作することができるようにもなるので、感性がさらに磨かれていきます。いけばなからはじまるアートの世界は、まさに好奇心と創造の終わりなき世界、とても魅力的です。
Hana花房のワークショップ
Hana花房が展開する花のワークショップ「花ものづくり」は花を”いける””つくる”というプロダクトに限らず、さまざまな人々がつながる関係性やコミュニケーションを生み出す「場」にもなっております。イベントの1つとして実施するケースが多くありますが、企業の社員教育及びリフレッシュの場として実施することもあります。もはや『花育(はないく)』は若年層だけのものではなく、大人の男女にとっても学びの場となり、リラックス効果が得られると好評をいただいております。現代の世の中がストレス過多であることは必至ですから、花の力に導かれていくひとときもとても大切なのです。また、大学のクラブ活動の一貫として継続的にも実施しており、深く探究することを目的としたものなど多岐にわたっています。
「花のワークショップをやってみたい!」と思われたイベントの企画者さんよりよい人材育成、社員のリフレッシュ効果をお考えなられている企業さまの女子会のプロジェクトリーダーさんが、花を通じて新しい気づきを得、花に触れることで、新しい感覚、創造力が湧き、花をいけて作品をつくることで感性が磨かれる。それが花のワークショップの魅力です。Hana花房の高木は長い花歴と経験があります。故にさまざまなアイディアを持ち合わせており、ご状況に合わせて柔軟に対応できます。どうぞご遠慮なくお声かけ下さい。
花から生まれる笑顔の連鎖 Hana花房が尽力であたります。